『砂のかけはし』 を造る 吉永酒造さんは、砂風呂で有名な鹿児島県指宿市にあります。
杜氏さんは4代目 吉永俊公(しゅんこう) さん。奥様と二人で焼酎を醸す夫婦蔵です。
温暖な気候とゆったりとした環境の中、じっくり手間ひま・精魂込めて焼酎を醸し続けています。
今ではとても珍しい昔ながらの 「古式蒸気釜コルニッシュ」 と言う蒸し機を使っているのが
この蔵の一番の特徴です。この 「古式蒸気釜コルニッシュ」 は重油で火を燃やし釜の中にある
水を温めることで蒸気をつくり出しす仕組みで、最新式のものに比べるとあまり効率の良いもの
ではありませんが、その蒸気はとちもやわらかで原料のさつまいもや米をゆっくりと蒸しあげ素材の
うまさを最大限に引き出すことが出来ます。少しずつ水を温めていくので、蒸気が使えるまでには
40分もかかるそうです。今も稼動されているところは大変珍しく鹿児島県内では吉永酒造さん
だけのようです。
「砂のかけはし」の名前の由来になった 『知林ヶ島』 は、
錦江湾 田良岬沖に浮かぶ環境省の「かおり風景百選」に
選ばれた絶景の風光明媚な無人島です。
知林ヶ島と田良岬の間には、干潮時に砂州が現われ島に
渡る道ができます。恋人同士でこの島へ渡ると恋が成就する
と伝えられ、テレビドラマのロケにも使われるなど有名な場所です。