このページに記載しているお酒は少量販売の限定品です。
各酒蔵の限定流通ブランドの極一部になります。
数に限りがございますのでご了承ください。
来福(らいふく) : 来福酒造(株)茨城県筑西市村田1626 「来福」を醸す 来福酒造さまは茨城県の西北部(栃木県との県境)に位置する筑西市にあります。徳川吉宗 が第8代将軍になった1716 年(享保元年)に近江商人である先人が筑波山麓の良水の地に創業。創業当時からの銘柄 「来福」 は俳句の「福や来む 笑う上戸の 門の松」に由来するものです。『品質での真向勝負』を経営理念に酒造りをしています。来福酒造の製造石数は現在約1000 石(平成29酒造年度現在・1石=一升瓶100本)。日本酒だけでなく、リキュール、焼酎、ワインなども製造しています。日本酒に関しては、約10種類の酒造好適米と約7種類の酵母を使用。とくに自社で培養した花酵母を使用した酒造りは多くの日本酒愛好家に親しまれています。 |
市野屋(いちのや) : (株)市野屋 長野県大町市大町2527番地イ号 『酒の歴史とコトワリを理解し、移りゆく時代の中で本質を読み解き、醸し続けること。いつの時代も“今” を代表する酒を醸す蔵でありたい』 市野屋は立山黒部アルペンルートの玄関口・北アルプスの麓に位置する長野県大町市にあります。創業は慶応元年(1865年)と伝えられています。仕込水に使用している “女清水(おんなみず)” は標高 900m 居谷里の湧水です。居谷里の池の周辺は緑のダムとも言える豊かな植物が生い茂り、天然の濾過材となり長い時間をかけて水はゆっくり濾過されて、地上に蕩々と湧き出ています。現在は二人杜氏体制にて、山廃造りや生酛造りを中心に酒を醸しています。 |
本洲一(ほんしゅういち) : (名)梅田酒造場 広島県広島市安芸区船越6-3-8 「本洲一」 を醸す 梅田酒造場 さまは、広島市の東部に位置し市内8区の中で最も人口が少ない広島市安芸区に蔵があります。創業は1916年(大正5年)、広島県産の酒造好適米を中心に、蔵の裏手にある岩滝山という岩山から流れる伏流水を地下60メートルの深さから汲み上げ仕込み水に使用しています。 |
北島(きたじま) : 北島酒造(株) 滋賀県湖南市針756 「北島」 を醸す北島酒造さまは滋賀県湖南市にあります。創業は文化2年(1805年)、代表銘柄 「御代栄」 を醸す蔵としても知られています。鈴鹿山系から湧き出る伏水流にて醸される 「北島」 は北島専務自らが醸す入魂の別ブランドとしてにわかに注目を集めています。 「北島」 は全量純米仕込みで、酒米の違い ・ 設計の違い による味わいの差をより明確にお楽しみいただけます。タイプは大きくわけて、燗して旨い 『きもと』 ・ 冷やして旨い 『生原酒』 。「北島」 は “呑めば食べたくなる、食べたら呑みたくなる” 、そんな食中酒を目指して醸されています。今後の活躍が楽しみな近江の地酒です。 |
天明(てんめい) : 曙酒造(株) 福島県河沼郡会津坂下町字戌亥乙2 「天明」 を醸す 曙酒造 さまは福島県会津盆地の西部に位置する会津坂下にあります。創業は1904年(明治37年)、年間700石(平成27酒造年度現在・1石=一升瓶100本)を醸しています。会津の小さな酒蔵で女性杜氏(4代目)が醸しだす 「天明」 というブランドで地酒業界に一躍名を馳せた蔵元です。現在は御子息が5代目が杜氏に就任し若い感性で思い描く酒造りを行っています。 |
武勇(ぶゆう) : (株)武勇 茨城県結城市結城144 (株)武勇は茨城県の西に位置する結城市にあります。結城市は国の重要無形文化財、そして、ユネスコの無形文化遺産にも登録(2010年11月16日)された伝統産業 『結城紬』 の町として知られています。江戸時代末期の1867年(慶応3年、明治の前年)創業の酒蔵です。古い伝統を守るだけではなく、創意工夫と革新性をもって時代に合わせて変化する酒造りをモットーに邁進しています。 |
豊能梅(とよのうめ) : 高木酒造(株) 高知県香南市赤岡町443 「豊能梅」 を醸す 高木酒造 さまは東京気象台が日本初の天気予報を発表した1884年(明治17年)の創業、高知市から東へ約20km、県のほぼ中央に位置する小さな町 赤岡町 に蔵があります。赤岡町は4月の最終日曜日に行われる 『どろめ祭り』 が有名です。赤岡の浜辺で地曳き網でとれたてのドロメを味わい、メインイベントの 『大杯飲み干し大会』 では、世界各国の酒豪たちが集まり男性が一升 ・ 女性は五合 を一気に飲み干し、飲み干す時間や飲みっぷりの総合得点を競い合います。この祭りがきっかけで土佐の人々は酒豪であるとのイメージを全国に広めたと言われる豪快でユニークな祭りです。「豊の梅」という銘柄はもともとは同じ赤岡の 寺尾酒造 の銘柄でしたが、昭和3年 寺尾酒造 の閉鎖に伴い、二代目 高木助次 氏が銘柄を譲り受けました。 「豊の梅」 の 『の』 は 『能』 を略した変体かな文字で書かれています。 「豊能梅」 の酒は全て手造りの小仕込みです。300石の生産量のうち約半分が地元で消費される上撰のにごり酒と言う珍しい蔵です。土佐の酒文化を端的に表現し、流行に振りまわされず、土佐の地で脈々と受け継がれてきた飲みやすく飲み飽きしない土佐酒を醸し続けています。 |
楯野川(たてのかわ) : 楯の川酒造(株) 山形県酒田市山楯字清水田27 「楯野川」 を醸す 楯の川酒造さまは、山形の日本海沿いの港町酒田から海を背に車を走らせること20分、山形と秋田を分ける鳥海山の雄大な山並みを横目に、のどかな田園風景が広がる一角に蔵があります。創業は天保3年(1832年)、現在は6代目の 佐藤淳平 蔵元が継承しています。 22BYより “全量 純米大吟醸酒” を醸す蔵へと変貌を遂げ、最近(29BY)では、日本酒史上これまでどの蔵元でも形にできなかった『精米歩合 1%』 の 純米大吟醸 光明(こうみょう) を手掛けるなど、低価格酒から高級酒まで様々な 純米大吟醸酒 を世に送り出しています。 |
望(ぼう) : (株)外池酒造店 栃木県芳賀郡益子町塙333-1 「望(ぼう)」 を醸す 外池酒造店 さまは日中全面戦争が勃発した1937年(昭和12年)に創業。 「燦爛」 ・ 「外池」 そして、2012年にスタートした限定流通 「望」 の3つのブランドを醸しています。「望」 は爪先立って遠くに目をやることで嗜好品としての日本酒、文化としての日本酒、そして、明日の日本酒への挑戦と位置づけたブランドです。コンセプトは遥か遠くを見渡せるようなすがすがしい透明感と、芳醇なまあるい甘みをモットーとした食中酒にふさわしい無濾過原酒の純米仕込みです。 ラベルをデザインしたのは広島県在住の藤井一志さん。もともとはグラフィックデザイナーですが、独立してからはコラージュをメインに活動されており、国内外のコラージュコンテストにて多数の賞を獲得されています。水面から水が弾けるイメージに、飛び散るオブジェクトをあしらったデザイン。『望』 の書体は伝統的な筆書体から未来を見据えた新しい形へ進化を遂げたオリジナル書体を表現しています。 |
中島屋(なかしまや) : (株)中島屋酒造場 山口県周南市土井2-1-3 中島屋酒造場さまは山口県の瀬戸内海側中央部に位置する周南市に蔵があります。創業は1823年、『地に足をつけたやりかたで、記憶に残る酒を作る』 をモットーに酒を醸しています。代表銘柄は 「中島屋」、他に 「カネナカ」 ・ 「寿」 と言うブランドも醸しています。東京農業大学醸造科を卒業後、山形の酒田酒造(「上喜元」 醸造元)にて2年間の修行を積んだ経歴の12代目当主 中村信博 氏によって全量小仕込みの丁寧にな酒造りを行っています。 |
八幡川(やはたかわ) : 八幡川酒造(株) 広島県広島市佐伯区八幡3丁目13-20 「八幡川」 を醸す八幡川酒造さまは、動乱の幕末(文政年間)に地域の有志たちが資金を出し合って創建された酒蔵です。蔵は広島市佐伯区の住宅街を少し奥に入った旧街道沿いにあります。県外における認知はもとより、広島市内においても派手な販売展開はしておらず地場でほそぼそと消費されている小さな酒蔵です。 お酒は大吟醸から普通酒まですべてのお酒を醸していますが、その中でもっとも人気のあるのが「活性にごり酒」。『「八幡川」 といえばにごり酒』 というこのお酒を知っている人であれば周知のところです。仕込み水は極楽寺山から湧き出る伏流水で、住宅が密集している地域にありながらも柔らかくてきれいな水に恵まれている環境です。先人の叡智の結晶を受け継ぎならが、今できる最高のものを求めて日々新たな酒造りに挑戦しています。 |
山城屋(やましろや) : 越銘醸(株) 新潟県長岡市栃尾大町2-8 「山城屋」 を醸す 越銘醸 さま新潟県長岡市(旧栃尾市)にあります。創業は江戸弘化2年(1845年)、代表銘柄 「越の鶴」 を醸す蔵として知られています。栃尾は新潟県でも有数の豪雪地で、毎年2~3メートルの積雪に見舞われる風光明媚は地です。「山城屋」 は創業当時の屋号から名付けられています。蔵の裏手には 上杉謙信 が幼年~青年期を過ごした初陣の地として名高い城山(栃尾城・新潟県指定史跡)があり、謙信も幼少期に飲んだと言われる 『城山金銘水』 と言う鮮烈な超軟水の伏流水を仕込み水に使用しています。現在 「山城屋」 の醸造を担当をしている吉原さんは、もと長岡の花火職人だったということと、地元の自然の恵みを素直に引き出し、1本のお酒に表現したということより 『大地を醸すアルチザン(職人)』 というコンセプトなりました。 |
西條鶴(さいじょうつる) : 西條鶴酒造(株) 広島県東広島市西条本町9-173 神戸の灘と京都の伏見と並び 『日本三大酒処』 と呼ばれる東広島の 西条酒蔵通りと呼ばれる多くの酒蔵が存在する中のに西條鶴酒造はあります。 創業は明治37年ですが、発祥は江戸時代後期の天保年間にさかのぼります。 地元産の米と名水天保井水を仕込み水に手造りの美酒を醸しています。 最盛期は3000石(1石=1.8L100本)以上の生産量を誇っていましたが、 現在は700石程度を醸しています。ほぼ問屋流通だった商品ラインナップから、 婿である 伊野本真彦 専務が限定流通の 「無濾過シリーズ」 を発売開始し、 その頃から少しずつ酒質が向上し、近年では 『最近の西條鶴は変わった』 という高評価をいただくまでになりました。今後の活躍がますます楽しみです。 一般的に言われる広島清酒の特徴は 『軟水醸造法が編み出した、 ロあたりが柔らかく、芳醇で旨味に富んだ味わい』 というイメージですが、 「西條鶴」 は単に昔ながらの芳醇旨口な酒ではなく、含みの華やかさと キレの良さを追求した味わいになっています。 |
燦然(さんぜん) : 菊池酒造(株) 岡山県倉敷市玉島阿賀崎1212 「燦然」 を醸す菊池酒造さまのある倉敷市玉島は、かつて千石船が行き交う備中玉島港町として繁栄した昔の問屋街の一角にあります。創業は明治11年、数多い酒の中にあって一段と輝く素晴らしい酒であるようにという願いから 「燦然」 と名付けられました。別ブランド 「木村式奇跡のお酒 ・倉敷小町」 も含め年間600石を醸しています。 (平成27酒造年度現在・1石=一升瓶100本) 菊池杜氏兼社長は倉敷管弦楽団の指揮者であり、倉敷音楽協会会長も務める地元では有名な音楽家の顔も持っています。そんな音楽好きが講じ酒造り期間中はモーツァルトの曲を蔵中に響かせながら仕込みをしています。 |