このページに記載しているお酒は少量販売の限定品です。
各酒蔵の限定流通ブランドの極一部になります。
数に限りがございますのでご了承ください。
武勇(ぶゆう) : (株)武勇 茨城県結城市結城144 (株)武勇は茨城県の西に位置する結城市にあります。結城市は国の重要無形文化財、そして、ユネスコの無形文化遺産にも登録(2010年11月16日)された伝統産業 『結城紬』 の町として知られています。江戸時代末期の1867年(慶応3年、明治の前年)創業の酒蔵です。古い伝統を守るだけではなく、創意工夫と革新性をもって時代に合わせて変化する酒造りをモットーに邁進しています。 |
西條鶴(さいじょうつる) : 西條鶴酒造(株) 広島県東広島市西条本町9-173 神戸の灘と京都の伏見と並び 『日本三大酒処』 と呼ばれる東広島の西条酒蔵通りと呼ばれる多くの酒蔵が存在する中のに西條鶴酒造はあります。創業は明治37年ですが、発祥は江戸時代後期の天保年間にさかのぼります。地元産の米と名水天保井水を仕込み水に手造りの美酒を醸しています。 最盛期は3000石(1石=1.8L100本)以上の生産量を誇っていましたが、現在は700石程度を醸しています。ほぼ問屋流通だった商品ラインナップから、婿である 伊野本真彦 専務が限定流通の 「無濾過シリーズ」 を発売開始し、その頃から少しずつ酒質が向上し、近年では 『最近の西條鶴は変わった』という高評価をいただくまでになりました。今後の活躍がますます楽しみです。一般的に言われる広島清酒の特徴は 『軟水醸造法が編み出した、ロあたりが柔らかく、芳醇で旨味に富んだ味わい』 というイメージですが、「西條鶴」 は単に昔ながらの芳醇旨口な酒ではなく、含みの華やかさとキレの良さを追求した味わいになっています。 |
亀齢(きれい) : 亀齢酒造(株) 広島県東広島市西条本町8-18 「亀齢」 を醸す 亀齢酒造 さまは、神戸の灘と京都の伏見と並び 『日本三大酒処』 として名高い東広島市西条に蔵があります。元号が慶応から明治に改元された1868年(明治元年)に 吉田屋 として創業、昭和14年に 亀齢酒造株式会社 を設立しました。比較的柔らかく甘口の多い広島酒の中で、創業以来 “すっきり辛口” の酒を醸し続けています。最盛期は1万石以上の酒を醸していましたが、一時は1500石まで減少、その後特定名称酒を中心に全国に特約店を作っていった結果、現在は2500石を醸すまでに回復しました。 西垣昌弘 杜氏は香川の「悦凱陣」の杜氏をしていた父 西垣信道 氏の元で酒造りを学び、親子ともに平成10年10月に縁あって 亀齢酒造 の酒造りを任されました。平成13年 信道 氏の引退を機に杜氏に就任されました。妥協の一切ない完全手造りを心掛ける昔ながらの職人気質の造り手で、酒造りに向かう姿には鬼気迫るものがあり、思いっきり気合の入った酒を醸しています。 ラベルデザインは佐賀県在住の書家 山口芳水 さんの作品 『「Check チェック』です。いろんな方にこのお酒の良さを知ってもらいたい、たくさんあるお酒の中から一度はこのお酒をチェックしてもらいたいという思いから生まれました。ボトルの裏側をのぞき込むとお酒越しにスペックが書いてある仕様になっています。とても手間のかかる丁寧な仕事です。 |
萩の鶴(はぎのつる) : 萩野酒造(株) 宮城県栗原市金成有壁新町52 「萩の鶴」 を醸す萩野酒造さまは、北部は岩手県、北西部は秋田県と境界を接する宮城県栗原市にあります。イギリスと中国との間にアヘン戦争が勃発した1840年(天保11年)創業の酒蔵です。蔵のある金成有壁(かんなりありかべ)は、その昔 「萩の村」 と呼ばれその名の通り萩の花の美しさで知られています。そこから 萩 を、縁起のよい 鶴 と組み合わせ 「萩の鶴」 と命名されました。平成14年から発売を開始した全量純米造りの特約店専用ブランド 「日輪田」 を醸す蔵としても知られています。最近は 『メガネ専用』 や 『猫ラベル』 などのユニークなコンセプトの限定商品をリリースしています。 萩野酒造さまの理想の酒とは “外行きではない普段着のような感覚で、肩肘張らず気軽に楽しめる酒” というコンセプトです。自社所有地の山から豊かに湧出する自然水(軟水)を蔵まで直接引いて仕込み水に使用しています。搾ったお酒は迅速に火入し、急速冷却・冷蔵貯蔵を徹底しています。 |
長陽福娘(ちょうようふくむすめ) : 岩崎酒造(株) 山口県萩市東田町58 「長陽福娘」 を醸す岩崎酒造さまは城下町と焼き物で名高い山口県萩市にあります。日露戦争勃発へのきっかけとなった日露協定交渉が決裂した明治34年(西暦1901年)の創業、年間石数300石程度(令和4年現在)の酒蔵です。「長陽福娘」は地元萩産の酒米 “山田錦” を中心に蔵の敷地内に湧き出る地下水にて醸され、『飲み手に寄り添い、食事に寄り添う』 をモットーに優しく滑らかな飲み心地のお酒を醸しています。 |
燦然(さんぜん) : 菊池酒造(株) 岡山県倉敷市玉島阿賀崎1212 「燦然」 を醸す菊池酒造さまのある倉敷市玉島は、かつて千石船が行き交う備中玉島港町として繁栄した昔の問屋街の一角にあります。創業は明治11年、数多い酒の中にあって一段と輝く素晴らしい酒であるようにという願いから 「燦然」 と名付けられました。別ブランド 「木村式奇跡のお酒 ・倉敷小町」 も含め年間600石を醸しています。 (平成27酒造年度現在・1石=一升瓶100本) 菊池杜氏兼社長は倉敷管弦楽団の指揮者であり、倉敷音楽協会会長も務める地元では有名な音楽家の顔も持っています。そんな音楽好きが講じ酒造り期間中はモーツァルトの曲を蔵中に響かせながら仕込みをしています。 |
大那(だいな) : 菊の里酒造(株) 栃木県大田原市片府田302-2 「大那(だいな)」を醸す 菊の里酒造 さまは栃木県北東部の大田原市(旧 湯津上村)に蔵があります。大田原市は八溝山系の里山で清流 那珂川 が流れる広大な那須野が原に位置しています。良質な伏流水や地下水に恵まれ、米作り・酒造りに最適な環境です。創業は1866年、現8代目蔵元の 阿久津信 氏により 「大那」 ブランドが誕生しました。製造石数は700石(令和6年現在)、きれいで上品、そして安定した酒質を醸す蔵として成長し続けています。 |
文楽(ぶんらく) : 北西酒造(株) 埼玉県上尾市上町2-5-5 「文楽」を醸す 北西酒造 さまは埼玉県の中央地域(少し東側)に位置する上尾市に蔵があります。上尾市は起伏の少ない平坦な地形で、江戸時代に設置された旧中山道「上尾宿」を起源とする宿場町です。創業は1894年(明治27年)、現5代目蔵元の 北西隆一郎 氏により本醸造を中心とした地元に根づいた経済酒から少量生産・高品質な酒造りに変貌を遂げました。食中酒がコンセプトの 「文楽」 ・ オール県産の原料にこだわったフルーティーな 「AGEO」 ・ リンゴ酸の持つフレッシュな酸味を活かした 「彩來(SARA)」 などを醸しています。 |
北島(きたじま) : 北島酒造(株) 滋賀県湖南市針756 「北島」 を醸す北島酒造さまは滋賀県湖南市にあります。創業は文化2年(1805年)、代表銘柄 「御代栄」 を醸す蔵としても知られています。鈴鹿山系から湧き出る伏水流にて醸される 「北島」 は北島専務自らが醸す入魂の別ブランドとしてにわかに注目を集めています。 「北島」 は全量純米仕込みで、酒米の違い ・ 設計の違い による味わいの差をより明確にお楽しみいただけます。タイプは大きくわけて、燗して旨い 『きもと』 ・ 冷やして旨い 『生原酒』 。「北島」 は “呑めば食べたくなる、食べたら呑みたくなる” 、そんな食中酒を目指して醸されています。今後の活躍が楽しみな近江の地酒です。 |
芳水(ほうすい) : 芳水酒造(有) 徳島県三好市井川町辻231-2 「芳水」を醸す 芳水酒造 さまは徳島県北西部に流れる清流吉野川の南岸に位置する三好市井川町に蔵があります。三好市には 大歩危 や 祖谷のかずら橋 といった徳島を代表する人気の観光地がある山紫水明な地域です。創業は大正2年、代表銘柄は 「芳水」、吉野川の澄んだ伏流水と厳選された地元産の米、寒冷な気候の中自然の恵みと職人の技が融合し丁寧に醸し出されます。2025年現在、「芳水」 は徳島と香川県で出荷の80%を占め、ほとんど県外には出回っていないブランドです。5代目蔵元の 馬場泰地 氏は若干27歳という若さで社長に就任、製造石数は450石、今後の活躍がますます楽しみな小さな酒蔵です! |
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